トレンド終了とトレンド転換の違いとは
2018年07月22日
あずまさんが掲示板(No.5204)に書かれた「トレンド終了とトレンド転換は意味が全然違うので」を考えてみました。
その際に、介さんの20日のブログのチャートと「明確に上昇ダウが崩れたのって実は1時間足だけですからね」の文章とあずまさんのトレード報告の「4時間足もまだ上昇ダウだが、高値更新幅が狭くなったところで、ダブルトップから下落。上昇トレンドラインでピタリと下げ止まったが、一度安値を割ったため、上昇トレンドは終了した。1時間足ではダブルトップからの安値割れで、トレンド転換がおきた。」の文章を参考に考えてみました。
介さんの著書に書いてあるのですが、ダウ理論第6法則「トレンドの転換は明確なシグナルが出るまで継続する」と「高値を更新し安値を切り上げている限り上昇トレンドが継続し、安値を更新し高値を切り下げている限り下降トレンドが継続している。」が考え方の根幹になるではと思いました。
【4時間足】
4時間足では長期(青)は高値を更新し直近安値を割って安値を更新、この時点で「高値を更新し安値を切り上げている」状態ではなくなった。つまり上昇トレンドではなくなったので上昇トレンド終了。しかし、安値を更新し直近高値を越えて高値を更新しているため、「安値を更新し高値を切り下げている」状態ではない。つまり下降トレンドでもない。だから、上昇トレンドは終了したが、下降トレンドにはなっておらずトレンド転換はおきていないというのがこの時点の事実。
【1時間足】
1時間足では長期(青)がダブルトップであり、ABKさんの掲示板(No.5162)の「ダブルボトム、安値切り上げなど反転サイン」という内容からダブルトップは高値切り下げと見なすことができると思います。ABKさんは介さんと10年のお付き合いがあるようですので、このような認識を学ばれているのではないかと勝手に思いました。
そうすると、1時間足長期(青)はダブルトップ(少しだけ高値を更新)であるが、高値切り下げと見なし、「安値を更新し高値を切り下げている」状態になった。つまり、下降トレンドになり、上昇トレンドからトレンドの転換がおきたというのがこの時点の事実。
次に、介さんがおっしゃる「明確に上昇ダウが崩れた」の意味は、「下降ダウになった」という意味を表しているのではないかと考えました。
トレンドは、上昇トレンドと下降トレンド以外にトレンドがない状態の3つに分けることができます。今回の4時間足長期(青)では、上昇トレンドから上昇トレンドが終了し、今後はトレンドがない状態から下降トレンドに移る可能性とトレンドがない状態から再度上昇トレンドに戻る可能性の2つがあるので、トレンドがない状態の現時点においては「明確に上昇ダウが崩れた」とは言えないということになるのではないかと思いました。
上記のように考えると、介さんとあずまさんの記載内容が自分の中では腑に落ちたような気がしました。
ただ、あずまさんが掲示板に書かれた「トップページにある校長のレポートを参照してください」は、移動平均線のレポートのことだと思うのですが、自分が考えたことのヒントになるようなことがレポートにないように思うので、今回書いたことはやっぱり間違っているのかなとちょっと不安なモヤモヤした気持ちです。
この続きは当スクール会員の方にお読みいただけます
当スクールの目的は、FXの成功に必要な、あなた「器」を大きくすることです
以下のページを読み、当スクールへの参加をご検討ください
この記事へのいいね12件
無記名のいいね:
0件
Sasuke
維新の介
パンダパン
和田
Tirol
りえぞう
えの
あずま
彰
さだ
キュゥべえ