【よもやま話】思い込み、思いやり ※長文注意:レックスの初級者FXブログ:【公式】維新の介 校長の「失敗しないFX lifeschool」

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【よもやま話】思い込み、思いやり ※長文注意

2019年05月12日

おはようございます!


今回のよもやま話は、CiaoさんやRokiさんに習い、ボリュームアップしてます。

よもやま話とはいえ、結構大事なことを書いたつもりです。

長文になりますが、よろしければ少しずつ、お暇なときにお読みくださいm(__)m


プロフに書かせていただいている通り、私の職業はSE(システムエンジニア)です。

みなさん、「システムエンジニア」またはIT企業での業務ってどういう印象でしょう?

ずっとパソコンとにらめっこしてプログラムを組んでるとお思いの方、ハズレです。

実は結構な割合で、人と顔を合わせた打ち合わせがあります。

プログラムを組むよりも、チーム内で考え方を擦り合わせる作業時間の方が

かなりのウェイトを占めています。(ウチの会社はです。念のため。)

こういう感じで、言葉から感じるイメージによる「思い込み」があるのです。


投資においても同じです。もっとも分かりやすい例を一つ。

みなさん、「デイトレード」ってどんなイメージでしたか?

・勝率が高い(90%以上)

・トレードチャンスは毎日ある

・毎日何度もトレード(回数をなるべく多く)して、トータルで稼ぐ

こんな感じでしょう。私もそうでした。

これらは、巷の教材の宣伝文句の影響もあるんですが、完全なる「思い込み」で、

典型的な負けトレーダの考え方です。

 ※スキャルという手法はありますが、維新流で推奨するデイトレードとは全く別物です。

 本スクールでブログ等をしっかり検証されている方ならお分かりと思いますが、

理想的な維新流デイトレードと呼べるのは、各通貨ペアでせいぜい週1回程度です。

(最近はもっと少ないと私は思います)


次に、最近の仕事の中で起こった出来事の話し。

今週金曜日に、私のチーム関連のプログラム不具合の報告がありました。

細かい内容は専門的すぎるので省きますが、根本原因が他社製のプログラムの動作

に関するこちらの認識違い=「思い込み」だったらしいです。

他社製プログラムにはマニュアル(使い方の説明書みたいなもの)が付属しているのですが、

これが英語版しかありませんでした。

和訳したPDFがあるにはあったのですが、細かいニュアンスが分かりづらいもの

だったのです。

※付属マニュアルに英語版しかないのは、システムエンジニアあるあるです。


そこで、どうすれば問題を防げたのか、対策案について議論になりました。

・和訳担当者を1名から2名に増員する

 ⇒一見有効な対策案に思えますが、その2名のスキル依存になります。

 和訳に関するスキルと、業務上のスキルを兼ね備えていないと、複数の人数でやったと

 しても結果は変わらない、むしろ2倍の労力がかかるだけで無駄という結論になりました。

・和訳した内容をそのまま鵜呑みにしない、英文も必ず確認する

 ⇒この案も担当者の英語読解力に依存する部分や、思い込みによる誤解が解消できない

 という点があり、却下になりました。

他社製プログラムの開発担当者にQ&Aで確認する

 ⇒これが最適という結論に落ち着きました。

  最初は時間がかかりますが、結果的に最短で問題を解消できる方法です。


まとめると、プログラム製作者本人に聞くのが一番、ということです。


維新流トレードの勉強についても同じことが言えます。

本質を知らないもの同士で議論したとしても、本質にたどり着くことはありません。

独学でも当然無理です。介さん本人に聞くのが一番効果的でしょう。

そういう意味では、本スクールの中級の掲示板が最適な環境ですね。


初級の方々は既に成果を出されている先輩方に聞いても構わないと思います。

なぜなら、既に介さんの考え方が身に着いていて、ご本人に聞くのと同じくらいの

レスポンスが期待できるから。

そしてその先輩の立場から見ると、教えるという行為によって

さらにスキルアップができるので、丁寧に教えてくださいます。


とにかく分からないことを質問をする人ほど、早く上達します。

忙しそうで申し訳ないというのは、それこそ「思い込み」ですよ。

私でも構いません。何なりと質問をください。

 ※的確な回答を返せない場合もあると思いますが、そこはご勘弁ください。


こんな素晴らしい環境があるのに、全く使わないのは勿体ないです。

この話については、次の過去ブログも参考になります。

http://boofx.jp/20150502/

https://member.fx-lifeschool.info/member/blog/detail.php?id=1&blog_id=2


最後に、ちょっと脱線気味になりますが、モノの売買に関するお話。

すべての商品は、売る側が指定した金額に買う側が同意して初めて取引が成立します。

売る側としてはできるだけ高く売りたい、買う側としてはできるだけ安く買いたい

わけですが、その落としどころがモノの値段、となるわけです。


FXの取引も基本的には同じです。

ただし決定的に違うのは、世界中に買いたい人と売りたい人が居て、その

バランスによって値段(レート)が刻一刻と変化すること、です。


たとえば自分が買いたい側とした場合、安く手に入れたいはずですが、

思いに反してレートが上がってしまった場合、その理屈とは裏腹に

高い値段で買ってしまうというトレードを当たり前のようにしています。

いわゆる「高値つかみ」です。


たとえば、

・ローソクがMAを超えたから買い

・MACDがゴールデンクロスしたから買い

・ローソクがボリンジャーバンドの2シグマを超えたから買い

など、インジケータの買いサインだけでエントリーしていたり、

上位足が下げトレンドなのに下位足のWボトムからのネックラインを超えたところ

で買ってみたり・・・他にもあるかもしれませんが、こんなところでしょう。

これこそ、買いたいという思い、上がることへの期待に支配されていて、

売る側の思い、または下がることを全く考えていない「主観」、「思い込み」なんです。

つまり、 売りポジションを持っている、もしくはこれから持ちたいと考える人たち

の気持ちが全く分かっていません。

値動きを見るというのは、逆ポジションの立場を「思いやる」ことである

というのが、今回のお伝えしたいポイントです。


そして、チャートを見た際に真っ先に行う

「上位足のどこに買いが集中していて、どこに売りが集中しているか」

という分析こそ、「思いやり」そして「客観」というところに繋がってくるのです。


よもやま話の範疇を超えて、相場の本質の話になってしまいました。

まだお伝えしたいことは幾つもありますが、今回はここまでとします。


最後は、ドラ〇もんの名シーンでお別れにします。

Sasuke主任の力作を拝借しました。

※勝手にスミマセン。困るようであれば削除します。



最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!


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