【不定期連載】No.10:ボーっと生きてんじゃ~ねぇよ!(ダウ理論:その4)
2019年03月31日
おはようございます!
ダウ理論の投稿、今回は6原則のうち一番目の
価格はすべての事象を織り込む
についてです。
相場は、需要と供給のバランスによって成立しています。
レートが上がると思う人が多いか、下がると思う人が多いか、というだけ。
天災やテロなど、事前予測不可能なニュースであろうと、結局は織り込まれる、
つまりテクニカル分析だけしていればよい、ということです。
そもそもファンダメンタル分析しようにも、相場でどのニュースが意識されるのか、
そしてそれを人より先に理解してトレードするのは土台無理な話です。
我々個人投資家がニュースを知った時点で既に「過去の古い情報」でしかないからです。
校長の著書「22の技術」(通称・緑の本)でも似たような記述がありますので、
いくつかピックアップしておきます。
考え方の基本は、今の相場がブル(強気相場)なのか、ベア(弱気相場)なのか、
それともホッグ(地を這う豚・低迷相場)なのかを見極めるだけです。
ブルなら素直に買い、ベアなら素直に売り、ホッグなら様子見。
どこでエントリーするのか、それは
注文が集中しやすいポイント、
つまりトレンドが上(または下)を向いたと判断できるところ。
テクニカル分析でおさえるべきポイントは、群衆(大衆)が今どちらを
向いているか、どのタイミングで参加するか、それを知ることに尽きる。
トレードにおいて、大衆心理は追従するものではなく、利用するものなのです。
いかがですか?
つまり、大衆がどちらを向いているのかを事前に察知しておくことが重要
ということです。
ここでいう「大衆」とは上位足トレーダのこと、維新流デイトレードでいえば、
4時間足くらいのトレンドを目安にすればいいと思います。
かなり過去の話になりますが、いい例がありますのでご紹介しておきます。
ドル円の2017年9月ごろの4時間足チャートです。
①は、9月3日(日曜)に北朝鮮が核実験を強行実施と報道された後の翌4日からのチャート。
4時間足で下げ方向だった(大衆は下を向いていた)ため、このニュースにより
下げが加速しました。
②は、9月15日に北朝鮮がミサイルを発射したときのチャート。
ここは逆に上げ方向だった(大衆は上を向いていた)ために、
一旦は急落したものの最終的には高値更新しました。
(その後もしばらく上昇相場が継続してました)
このように、似たようなネガティブなニュースでも、それまでの上位足の方向
によってその後の相場が全然違ってきます。
最近も北朝鮮問題、ブレグジット、米中の関税引き上げの問題など、
様々なニュースによって相場が激変するリスクがあります。
しかしこうして上位足のダウを意識し大衆心理を理解することによって、
トレードに生かすことができる、というわけです。
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