【不定期連載】No.16:ボーっと生きてんじゃ~ねぇよ!(ダウ理論:その10)
2019年05月25日
おはようございます!(というには遅くなりましたが・・・)
今日、名古屋は最高気温34℃予想。すでに真夏ですねorz
まずは今週の振り返り。
ドル円は110円を割れて再び安値を試す展開。
109円を割れれば、日足レベルの下げダウ確定となります。要注意です。
ユーロドルは逆に安値から急反発で、2連続の大陽線。
日足20MAも上に向きかけていて、トレンド転換が本格化するか、こちらも注目です。
では、ダウ理論の投稿。もう10回目になるんですね。早いものです。
今回も高値安値に関する話題です。
高値や安値を更新する意味について、考察してみました。
青の線が上げダウ継続、赤の線が上げダウが崩れ、下げダウに転換する
イメージとなります。
この①から⑤の段階で大衆心理について述べていきます。
①「おや?高値越えてきたな。買ってみようかな?
でも損切ラインまで遠いからまだ待ってみようかな?」
②「あれ、前は売りだったレートでも買われてきたな。
損切もすぐ下のラインにできるし、買ってみよう。」
つまり、支えとなるラインが、①ではBであってリスクが高め、
②ではAまで引き上げられるためリスク低めになる、ということです。
※①で買ってはダメという意味ではありません。
続いて③以降について、
③「高値を超えられなかったな、でもまだ安値も更新してないし、
とりあえず待機しておこう。」
④「あれ?高値が切り下がってきてるな。そろそろ売ってみようかな?」
⑤「前は買っていたレートで売りが入っているな。
ということは、買いポジの損切を巻き込んでいるので、売りが加速しそう。」
こちらは③の段階では売り買いどちらとも言えず、トレードが難しいところ、
④はやや売りに傾きかけていて、エントリーしても良いところ(ただしリスクは高め)、
⑤で完全に売り優勢となって、本格的に売っていていいところ、
となります。
このように、エリアごとに投資家の心理を読み取るのも、ダウ理論ならではです。
当然、AラインやBライン、つまり有効な水平線が引けていることが大前提となります。
「ライン引き」、言い換えると「岩盤探し」はトレンドフォロワーには欠かせない作業、
ということです。面倒くさがらず、必ず定期的に行いたいですね。
追記:
今のドル円日足が、まさに④の段階と見ることもできますね。
※だからと言って売りましょう、ということではないです。
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