【不定期連載】No.8:ボーっと生きてんじゃ~ねぇよ!(ダウ理論:その2)
2019年03月17日
おはようございます!
先週に引き続き、「ボーっと生きてんじゃ~ねぇよ!」のコーナーです。
今回は、ダウ理論の6原則の2番目
トレンドは3種類ある
についてです。
トレンドの3種類といって何を思い浮かべますか?
「アップトレンド」「ダウントレンド」「フラット(トレンドレス)」
この3つを言えない、という方は少ないでしょうし、
必ずと言っていいほど環境認識の段階で検討されることと思います。
しかし、さらに重要なのが、
「主要トレンド」「二次トレンド」「小トレンド」
の3つ。
初耳な方も多いのではないでしょうか?
分かりやすく言い換えると、波の大きさの3種類です。
校長が推奨されるデイトレードでは
主要トレンド:日足~週足
二次トレンド:1~4時間足
小トレンド:5~15分足
くらいでしょうか。
このうち、主要トレンドや二次トレンドが「アップ」「ダウン」「フラット」
のうちどれなのかを検討することが、環境認識の段階で必要となります。
そして、必ず上位足から見ることがとても重要です。
なぜなら、下位足ではトレンドが頻繁に変わるのに対し、
上位足のトレンドは長期間続くからです。
下位足だけでトレンド判断した場合、上位足のトレンドに逆らっていると、
大きな波に飲まれて、損切トレードの繰り返しになってもおかしくないです。
例として、最近のドル円で考えてみます。
・日足チャート
今年の年始に最安値を付けて以来、アップトレンドとなっています。
現在は日足のエリオット波動第3波が終わり、第4波の調整下落中、
という感じでしょう。
※今現在の判断のため、今後の動き次第で変わる可能性あります。
・4時間足チャート
橙で示した日足の第1波~第2波(主要トレンド)の中に、ピンクで示した4時間足の
エリオット波動(二次トレンド)があります。
日足第2波の中で4時間足は一時的にダウントレンドになっていますが、
日足の方向が徐々に上を向いていたため、4時間足もそれに合わせてアップトレンドへ
転換し、日足第3波のスタートに繋がっています。
そして、エリオット波動の中で伸びやすく、期間も長いのが第3波です。
第1波や第5波も伸びますが、トレードは難しいです。
第1波はまだトレンド転換を試している途中で、実はC波が続いて安値割れ、
ということがあります。
つまり安値切り上げが確定していない、というリスクがあります。
そして第5波は、頻繁に言われる通り、すでに利益確定の売り勢力が
上昇を抑え始めるため、「高値掴み」となるリスクがあります。
上記チャートにおいても安定して伸びているのは
日足第1波の中の4時間足第3波(1-3)と
日足第3波の中でも4時間足第3波(3-3)
であることが分かると思います。
維新流で推奨されているのが、まさにこの「第3波を獲りに行く」トレードです。
さらに1時間足に落として「第3波」を見極め、「1日(24時間)の値幅」を
獲りに行くのが、維新流のデイトレードですね。
このようにエリオット波動の中でどの波に位置しているか、これを見極めるだけで
トレードしやすいところ、しにくいところが分かるようになります。
逆に言えばこれを知らないと、難しいところばかりでトレードしてしまう、
ということになります。思い当たる方、多いのではないでしょうか?
この記事を通して、上位足の重要性を今一度振り返っていただけたら幸いです。
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