トレーダーの心理について考えてみました
2018年08月17日
売りと買いの心理について。
水平ラインとトレンドラインを使ってとのお題でしたが、私の消化不良もあって、ラインだけでは上手く説明できなかったので、ダウも説明のために加えさせてください。長いのですが、もし時間があるようだったら読んで頂けたら幸いです。そりゃちゃうでーーといったご意見、絶賛募集中です。
①
「○の部分で買ったトレーダーが利益確定して利食い」や「トレンドラインから乖離したところからの戻しを狙うトレーダー」が優位に立つ → 下落
②
上記①の動きが弱まる。この時、意識されやすい水平ラインに支えられ、短期の下落トレンドラインを上抜く動きがあると、押し目の完成が近いと考えるトレーダーが増え、①での売り方が売りを控える。つまり下げが止まる。
③
水平ラインに支えられたり、下位足に(暫定的な)安値の切り上げなどが出ると、押し目買いが意識されだし、買い方が増えてくる。
この時にレートが、水平ラインや上昇トレンドラインに近づいていれば、「安い!」と認識され「買い」が強くなりやすくなり、「売り」が弱まる状態なる。つまり、需給のバランスが崩れやすい状態となる。
④
水平ラインの下には○で買ったトレーダーの利益確定の「売り注文」があり、ま た、買いが入らずにネックラインを超えられない状態が長く続けば、高値切り下げと意識されやすく、トレンド転換と考える「売り方の注文」が溜まってくる。
で、水平ライン、トレンドラインを下抜けたら大きく下げる。この時、水平ラインに押さえられたら、ますます下げが意識されやすい。
(2)
水平ライン、トレンドラインに支えられ、下位足で安値を切り上げなどを形成すると「安い」と認識されやすく、ネックラインには○の売り方の「利益確定の買い注文」と押し目完成とみる買い方の「新規の買い注文」がたまる。ここを抜けると注文が決済され大きく伸びる。
トレンドラインに支えられ、かつ近い時には、買い場を探しているトレーダーが多いので、少し押しを形成しても「買い」が入りやすい。つまり上昇継続。
⑥
(1)
前回の高値ラインが近づくと、短期的なトレンドラインを割る、下位足の上昇幅の減少など、勢いの減少を示唆する動きがでてくると、高値更新ができないと思うトレーダー達の利益確定の売り注文が増えやすく、「高い」ところを取ろうとする逆張り新規売り注文が増えてきやすい。
(2)
なんとか高値を抜けても、勢いがなければ上位足の買いが続かず失速。今度は、売り方が「高い」ところと認識し、売り浴びせられる。
(3)
逆に、トレンドラインに支えられ、下位足で上昇幅を拡大させる動きとなれば、上昇に勢いが出てきて、高値抜けを意識され買いが増える。勢いよく高値を抜ければ、上位足の売り方の損切り注文を巻き込んでさらに上昇。
⑦
この時点で、確定した上昇トレンドラインが引けるので、多くのトレーダーが、「安くなったら買ってやろう」と思う。
例えば、少し押しが入っても、レートが上昇トレンドラインに近づき、水平ラインに支えられれば、下位足のトレーダーにとっては「安い」と認識され買いが入り上昇する。
⑧
やがて、もう買う人がいなくなってくる。押しが入って下位足で「安い」とされるところでも、上位足ではすでに「高い」ところであるため、上位足トレーダーが新規参入しなくなってくる。ここに上位足から意識されるラインなんかがあると、「抜けれないなぁ」という雰囲気が漂いはじめる。
この結果、下位足の上昇幅の減少 → 上昇トレンドライン割れという動きとなる。「買い」が減少、利益確定の注文が増えてくる。
⑨
買い方は少しでも高いところで利益確定したいと思い、「売り注文」をタイトに入れてくる。すでに「高い」ところであるため、ここから買おうと思う人は少ないため、需給バランが急激に崩れやすく、注文の集中するところを抜けると、一気に下落する。
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