猟犬の躾「私の中の相場環境認識による二つの値動きの比較」
2018年07月11日
「上位足が上昇中にトレード足が下げていたら買いの準備」
「移動平均線の収束をひたすら待つ」
この考えを持ちトレードした結果、
先日のドル円トレードでは大きな利益を得ましたが、
今回のユロドルトレードでは損切りにあいました。
「トレードは環境分析が全て」という言葉をもとに、
エントリー後の値動きの違いが、二つのトレードにおけるエントリー前の「私の中の相場環境認識」で違いとして現れていたのか比較し把握することで、今後のトレードに活かすことができるのではないかと考えました。
ただし、「私の中の相場環境認識」として使用したものは日足、4時間足、1時間足におけるダウ、移動平均線、半値(実際は不使用)、水平線、トレンドラインとし、1時間足、4時間足に示すピンク線をエントリーポイントとしました。また、ドル円はエントリー後、ユロドルはエントリー前の画像を用いました。
<1時間足>
ドル円
ユロドル
・ドル円は長期的短期的下げダウです。
・ユロドルは長期的には上げダウ、短期的には下げダウです。
・短期MAは共に下げ気味ですが、ドル円ではレートを横切るように、ユロドルではレートを支えるように短期MA付近に存在しています。
・ドル円では4時間足レベルのレジサポ、ユロドルでは4時間足レベルの過去高値ラインとして水平線の支えがあります。
・ラインはひいてませんが、ドル円もユロドルも暫定下げトレンドラインも半値ラインもエントリーポイントより上に位置しており、レジスタンスとして存在しています。
(参考:ドル円・ユロドルの1時間足?半値ライン(赤線)及び暫定トレンドライン(白線)の手書き)
(携帯で作成のため手書きで画像が小さくなっています)
・エントリー前に意識できていたことではないのですが、ドル円ではエントリーポイント直下に1時間足レベルでしっかり認識できるヨコヨコが存在していますが、ユロドルではヨコヨコはありません。
(ユロドル1時間足追加)
少し時間経過したユロドルですが、ヨコヨコはまだありません。
<1時間足考察>
1時間足において、ユロドルになくドル円に上昇する要因があるとすれば、エントリー直前のヨコヨコが考えられます。ヨコヨコの存在がエントリーポイントの突破からの勢いを増加させていることが考えられます。
<4時間足>
ドル円
ユロドル
・共に長期的短期的上げダウ
・短期MAにおいて、ドル円は上昇から下げていますが、ユロドルは上昇から水平になりつつあります。
・共に4時間足で認識できる水平線の支えがあります。
・ドル円は日足でも認識できる上昇トレンドラインより上にレートが存在し、ユロドルは日足では認識できない上昇トレンドラインが引けており、ライン上にレートが存在していますが、一度下抜けしています。
<4時間足考察>
4時間足において、ユロドルになくドル円に上昇する要因があるとすれば、トレンドライン以外違いがみられません。ですが、トレンドラインはエントリーの根拠の補助とするものであるため、この違いに有意差は無いと考えます。
<日足>
ドル円
ユロドル
(携帯から添付したため、ユロドル画像が小さくなっています)
・ドル円は高値を抑えられつつも安値を切り上げている上げダウで、短期的にも安値の切り下げはありません。
・ユロドルは安値を支えられつつ高値を切り下げていますが、短期的には安値切り上げ高値更新の上げダウ転換にも捉えることができます。
・短期MAはドル円では水平から上げてきており、ユロドルでは下げから水平になりつつあります。
・ドル円では暫定的上昇トレンドラインに綺麗に支えられていますが、ユロドルは暫定的下降トレンドラインが引けますが、一度上抜かれています。
<日足考察>
ドル円においては、高値が支えられつつあるものの上げダウ継続中なのは明らかで「陽線が出やすい環境」ですが、ユロドルは短期的には上げダウなのかもしれませんが、長期的には下げダウでもあり、総合的にみると買い相場ではなく「陽線が出やすい環境」とは言えないと考えられます。このことから、ドル円における1時間足レベルの値動き上昇がみられたのは、日足環境が同じトレンド方向を示していたと考えることができ、1時間足レベルの伸びは、日足環境によると推察できます。
<結論>
今回の2つのトレードを比較した結果、
相場環境として
・1時間足レベルの伸びには日足環境が重要
・エントリーポイントとするには、十分な「ヨコヨコ」が必要である
と結論づけることができました。
<ヨコヨコ>
ドル円ヨコヨコ5分足
ドル円15分足
ユロドルヨコヨコ5分足
ユロドル15分足
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後までお読み頂きありがとうございました。
所々客観的でないところがあると思いますが、結論としては良いものが得られたと考えています。
アドバイスなどありましたら、コメントお願いします。
この続きは当スクール会員の方にお読みいただけます
当スクールの目的は、FXの成功に必要な、あなた「器」を大きくすることです
以下のページを読み、当スクールへの参加をご検討ください
この記事へのいいね8件
無記名のいいね:
0件
パンダパン
Sasuke
えの
miki
りえぞう
さだ
彰