雇用統計のメカニズム
2019年09月06日
デイトレーダーならだれでも意識するであろう雇用統計。
しかし、私は条件さえそろえばあの大きな値動きの中に身を投じるのが大好きであります。
その条件は2つ
・上位足で(4時間足以上)トレンドの方向がはっきりとしている
・すでに含み益を最低30Pips以上持っている
この2つの条件を満たしたときのみ雇用統計に参加します。
私の考える雇用統計のメカニズムとは
まず、雇用統計の発表が近づくとそれまでの値動きに逆行してきます。
これは発表前にトレーダーたちはポジションを整理します。
つまり、決済注文によってレートは一時、トレンド方向に逆行します。
その後、発表された内容が前もってされていた予想通りだと再度トレンド方向に注文が集中します。
そして、発表が「サプライズ」つまり予想が外れると値動きはとんでもなく荒れます。
これは結果が予想通りだとみんなの思惑は一致し、サプライズが起こると思惑が分かれることによっておこる現象だと私は思っています。
そんなわけで、トレンド方向さえはっきりとしてればサプライズがない限りレートは伸びるのです。
そして滅多におこらないから「サプライズ」と呼ばれているのです。度々あればそれはもうサプライズではなくなり、そんな予想は誰もチャートに織り込まなくなります。
というものの「ありえない」わけではなく、どこかでは必ずおこる「サプライズ」なのですが...
これが一つ目の条件が必要な理由です。
次の条件の理由ですが、それはスプレッド対策です。
日本のFX会社を使っていた時は、発表の瞬間に26Pipsなんて鬼のようにスプレッドが開いてましたが、私が使っている海外のFX会社ではせいぜい7,8Pipsなので、発表前の逆行とスプレッドを合わせてもロスカットされない含み益が最低30Pipsは必要なのです。
その条件が揃ったときのみ、決済ラインを建値以上に移動させ、リスクをゼロにした状態でポジションを放り込んだまま値動きに翻弄されるのが大好きなのです。
これが私の今の雇用統計の楽しみ方なのですが、当スクールに入校し、理解が深まるとともに新たな気付きや考え方も変わってきているので楽しみ方も変わるかもしれません。
しかし、どういう風に変わったとしても楽しみながら成長したいと思う気持ちは変わらないので、「真剣に」楽しめるように今後も精進していきたいと思います。
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