トレードをするときにまず最初にすることはチャートを確認することだと思います。そして誰もがトレードしてお金を稼ぐことを目的にチャートを見ています。
ではチャートを見て何を探すか?
「トレードできるところを探している」
こう答えた時点ですでに半分以上は失敗。
もちろんその時のトレードは勝てるかもしれませんが、長いスパンで見るとおそらく勝ち続けることはできない。
トレードできるところを探すということは、勝ち続けたい・稼ぎたいという思いよりも「トレードしたい」「勉強した知識を実践したい」という思いの方が強くなっている。
そして、
「こんなに下げてきたしそろそろ上がるだろう。おっ安値も切り上げたし買おう」
とか
「ここに水平ラインが引ける気がするし、抑えられてるな。よし売ろう。」
という風に、チャートを見るときに自分の都合のいいように主観が入ってしまう。
おそらくこれらは、
「(トレードできるところはないかなぁ)こんなに下げてきたしそろそろ上がるだろう。おっ安値も切り上げたし買おう。」
「(水平ラインの引き方覚えたしどこかに引かないかなぁ)ここに水平ラインが引ける気がするし、抑えられてるな。よし売ろう。」
という自分でも気付きづらい欲を持って、チャートを見ている。
それで勝ち続けられるほど、相場はそんなに甘くはない。
自分の都合のいい時にチャートを見て、自分の都合のいい時に相場分析をして、自分の都合のいい時にトレードをして、そんなに相場は自分に合わせてくれません。
ではチャートを見て何を探せばいいのか?
それは「優位性」と「リスク」。
上昇を継続するだけの優位性があるか?
これ以上下がらない優位性はあるか?
上位足から買い優勢になっている優位性はあるか?
値動きが荒れて損切りに合うリスクはどのくらいか?
安値を再度更新してくるリスクはあるか?
このようなトレードするための根拠を探すためにチャートを見るのが正しい見方。
・どこにどのような優位性があるか?
・どこにどのようなリスクがあるか?
・どうすればリスクを極力小さくすることができるか?
という根拠をチャートから探し出し、それらが揃ったところにポジションを置く。
ただそれだけ。
チャートを開いてみたときに自分が何を探しているのか。
これを常に自分に問いかけるようにしたい。
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