混沌
2018年09月05日
昔、昔、奥深い山に、おじいさんが住んでいました。
おじいさんが山に薪を拾いに行った時のことです。
ふと目を上げると竹の木の真ん中が光っているではありませんか。
近寄ると中から「おーい!おーい」と呼び声がするではないですか。
それで竹の節目の少し下のレジスタンスラインあたりを切ってみると中から手のひらに乗るくらい小さな男の子が出てきました。
おじいさんは大喜びで男の子を懐に抱いて帰っていました。ところが、途中で木の株に座って休んでいると、うとうとして、男の子を落としてしまいました。男の子はコロコロ転がってもぐらの穴のようなところに落ちてしまいました。
男の子が暗い穴倉を進んでゆくと向こうの上に光が見えました。その光の出口から、犬の鳴き声がするではありませんか。男の子は犬に顔をべろりと舐められましたがやれやれ何とか命は助かりました。犬は男の子を掘り当て得意そうです。ご主人のおじいさんに得意げにワンワンと報告しました。おじいさんはびっくり。落としてしまった男の子が家の庭から出てきたのです。
男の子が枯れた庭の桜の木に触れるとたちまち満開の花が咲きましたとさ。
めでたし、めでたし・・・
いや、めでたくない。
なぜならこの物語のように私のトレード方もつぎはぎだらけではっきりとした芯が無いからだ。
その場の状況を見て自分に都合のいい知識を当てはめ、想像力を働かせ無理やりトレードしている。
反省。
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