レバレッジは証拠金に対して取引額の倍率を表しています。1ドルが100円のときに、10万円の証拠金で

40万通貨の取引をすることができるということですが、実際に取引すると証拠金不足になります。

何故かというと取引するために必要証拠金というものが必要で、この金額が証拠金と同じぐらいの金額

になるからです。このときの証拠金維持率が100％の状態だからです。この場合、余裕の資金を入金するか、

取引数量を少なくする必要があります。取引する上で必要証拠金の計算を覚えておくと便利なので、以下に

示します。

必要証拠金＝レート×取引数量÷レバレッジ

上の式に当てはめて、レバレッジ400倍で40万通貨の取引をするときの必要証拠金を計算すると、

10万円となります。取引数量を半分の20万通貨にすることで、必要証拠金は5万円になるので、5万円の

余剰証拠金ができます。次に損失が拡大した場合のことについて説明します。FX会社は顧客の資金を

守るために、ロスカットというシステムを採用しています。これは、証拠金が必要証拠金の何％になったら

強制決済を執行するというものです。ただし、急変動によりロスカットが遅れることにより、証拠金よりも

大きな損失になることもあります。この場合、顧客がナイナスになった損失分を支払う必要がありますが、

iFOREXではゼロカットシステムを採用しているので、支払いの義務は発生しません。