レバレッジは証拠金に対して、何倍もの取引ができるという倍率を表していますが、取引をするために

必要な証拠金を見積もるためにも使っています。国内は規制でレバレッジは25倍までとなっており、海外に

比べると大変、低いレバレッジになっていことが影響しているのか分かりませんが、FX会社は25倍で計算

していることをルール概要に書いていないところが見受けられます。おそらく、FX会社は高いレバレッジ

が危険と思われることを危惧して、隠しているのではないかと思います。マネーパートナーズも必要証拠金

を見ると、レバレッジ25倍ぐらいで見積もった額になっています。実際に取引中のレバレッジは

実効レバレッジというもので表されています。これは、ポジション評価額を有効証拠金で割ることで求める

ことができます。実効レバレッジの式は以下となります。

実効レバレッジ＝ポジション評価額（レート×取引数量）÷有効証拠金

例えば、証拠金10万円で1ドルが100円のとき、1万通貨を取引した場合の実効レバレッジは10倍と

なります。同じ条件で証拠金を5万円にした場合は、実効レバレッジは20倍になります。このことから

分かりますように、証拠金が少なくすれば、実効レバレッジは上がり、逆に証拠金を多くすれば、

実効レバレッジは下がります。