追証は有効証拠金が目減りして、必要証拠金より小さくなったとき、つまり、証拠金維持率が100%を
下回ったときに要求されます。タイミングとしては毎営業日の値洗いのときに、判定が実施されます。
追証が要求されたときに、強制決済を回避するには二通りの方法があります。それは、期限までに
証拠金維持率が100%以上になるように追加の証拠金を入金するか、一部、または全部のポジションを
決済することにより、証拠金維持率が100%以上にすることです。強制決済になると、トレーダーの意図が
反映されないので、出来るだけ避ける方が賢明です。コスト面でも、微々たるものかもしれないですが、
反対売買には手数料が掛かります。長期でポジションを保有する場合には、エントリーする必要証拠金で、
どれぐらいの損失に耐えられるかを見積もった上で、エントリーするようにしましょう。