お問い合わせの件ですが、実効レバレッジの計算は合っています。実効レバレッジはポジション評価額

（レート×取引数量）を有効証拠金で割ることで計算できます。しかし、1万通貨のドル円を取引した

ときの損益が間違っています。実効レバレッジは証拠金に対して、ポジション評価額が何倍になっているかを

表しているだけなので、1pipsの損益に実効レバレッジを掛けてはいけません。ポジション評価額の変動が

損益になります。例えば、ドル円が112.00円のとき、1万通貨を買って、112.01で決済した場合の

ポジション評価額を求めると以下になります。

112.00円のポジション評価額＝112.00×10000＝1120000円

112.01円のポジション評価額＝112.01×10000＝1120100円

レートが1pips変動すると、ポジション評価額は100円変わります。これが、1万通貨を取引したときに

発生する1pipsの損益ということになります。10万通貨であれば、1pipsの損益は千円、100万通貨であれば、

1pipsの損益は1万円という具合になります。