レバレッジを勘違いしていると思われます。レバレッジコースでレバレッジを10倍に設定した場合、
証拠金30万円で、300万円分の取引ができるということです。しかし、実際に10倍の取引をしてしまうと、
証拠金が不足してしまうので、実効レバレッジで10倍よりも小さい倍率にしなければいけません。
FXは小さな資金で、大きな取引をすることができますが、手持ちの資金以外が借金になるわけでは
ありません。口座に預託した証拠金が、担保の役割をすることによって、大きな取引が可能になって
います。担保となる額のことを必要証拠金といいます。必要証拠金は以下の式で求めることができます。
ポジション必要証拠金=レート×取引数量÷レバレッジ
例えば、1ドルが100円のときに、レバレッジ10倍で2万通貨の取引をする場合、必要証拠金は20万円
になります。必要証拠金をもっと少なくしようと思えば、レバレッジを大きくすることでできます。
次に損益の計算が間違っていたので説明します。取引した通貨量とレートが変動した差分を掛けたものが
損益になります。例えば、2万通貨で0.3pips動いたときには、20000×0.3÷100=60(円)の損益に
なります。