日銀金融政策決定会合とは、日本銀行の最高意思決定機関である政策委員会で、金融政策に関しての事項を
審議、決定する会合のことです。年8回、二日間で開催しています。議決は9名の政策委員(総裁、副総裁
2名、審議委員6名)により、多数決で実施されます。議事内容は金融市場調整方針、基準割引率、
基準貸付利率及び預金準備率、金融政策手段、経済、金融情勢に関する基本的見解等です。本会合は
非公開ですが、正午頃に第一報が公表され、15時半から日銀総裁の定例記者会見が行われます。
金融政策の変更が期待されるときには、発表前後で株式、為替へのインパクトが大きいので、注意する
必要があります。