パラボリックSAR その(2) ~考えられるトレード戦略~
2011年01月04日
パラボリックSARを使って考えることができる戦略ですが、

このインディケーターはトレンドを大きくとらえることができるという反面
レンジに非常に弱いという性質があります。
そのため、トレンドが出ていない時のサインは無視しなければいけません。
と言ってもですね、
トレンドがでたかどうか判断できるのは、トレンドが終わってから(笑)
これでは役に立ちませんので、
そのために「長期」の移動平均線と合わせます。
ユロドル 1時間足

(※少し見にくいのでクリックで拡大してください)
長期の移動平均線である80EMAを合わせました。
この場面でただ単純にパラボリックのサインに合わせて売り買いすると
四角で囲ったところがトレードとなります。
そのままですと9回のサインが現れ
トレード結果は3勝6敗と大きく負け越します。
ところが長期の移動平均線の方向「のみ」にトレードすることによって
青色の四角で囲ったところのみのトレードとなり
結果は3勝2敗と勝ち越すことができます。
そのほかにも、
日足のパラボリックの方向のみに1時間足のパラボリックのサインでトレードするとか
日足や4時間足でボリンジャーバンドがバンドウォークしているところのみの
1時間足のパラボリックのサインでトレードするといった戦略が考えられます。
過去を検証しながら、
最もパフォーマンスが高いものや、損失を限定できるものをさがしてみてください。
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