ボリンジャーバンド 基本その(1)
2011年05月28日
有名ですし、使っているトレーダーさんも多いですよね。
ですが、いまだに逆張り用の指標と誤解されて紹介されているものをたくさん見かけます。
その話の前にボリンジャーバンドの説明をしますね。
ボリンジャーバンドとは、
移動平均と、移動平均から標準偏差分を加算、減算した値で求められます。
ボリンジャーバンド = 移動平均 ± 標準偏差
標準偏差というのは、
簡単に言うと、データがどのように分布しているかを表すもの・・って感じですw
±1σの範囲内におさまる確率は 68.2%
±2σの範囲内におさまる確率は 95.4%
±3σの範囲内におさまる確率は 99,7%
この「おさまる確率」ってのがくせものですね。
そのため
「±2σをはみ出たレートは95.4%の確率で戻ってくる
だからそのポイントで逆張りをすれば95.4%の確率で勝てるはず」
なんて発想になったんだと思います(-_-;)
こんな感じね

これ、後付だからうまくいっているように見えるけど
実際はどのタイミングでポジションをとったらいいかわからないんですよ(^_^;)
それにこのようにうまく動くところというのは
サイドのメモリを見ていただいたらわかりますように(1メモリが1pips・・・)
非常にボラ(値幅、値動き)が低いところでもあるんです。
またなにより、考案者のジョン・ボリンジャー氏自身が逆張りをすすめていません。
ボリンジャーバンドというのは、
本来、こうやって使ってほしいものなんです。

とうことで続きは次回(^^)

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