MACDルールで見る本日のテクニカル分析【11月29日(火)】
2011年11月29日
※MACDの設定ですが、本来のMACDルールのものに戻しました。
【11月29日(火)のテクニカル分析】
おはようございます(^^)
本日のユロドルの流れです。
ユロドル 4時間足

MACDルールは下げで成立。
高値の切り下げ、安値の更新も
長いスパン、短いスパンで継続しており、こちらも下げ継続を示唆している。
だが4時間のボリンジャーバンドに「勢い」がなく、
レンジに移行気配。
1時間足

下げで成立していたMACDルールが崩れてきた。
長期的には高値を切り下げ、安値を更新しているが、
短期的にはダウは上昇を築いている。
今現在のレートが上げてくれば安値の切り上げが継続し、上昇と言いたいところだが、
レートは1時間のMA(青)の下にあり、
さらにその1時間ストキャス(青)は下げているため、
すんなりと上昇は見込めない。
また、レートが下げてきて、短期ストキャス(黄緑)が再度1時間方向に下げてきたとしても
今度は4時間のストキャス(赤)が上を向いており
レートは4時間MA(赤)を上抜けば再度上昇に転ずる可能性もある。
以上のことから、非常に方向感に乏しい相場となる恐れがある。
さしあたって、短期(黄緑)レベルがダウを上昇で継続させるか、
1時間(青)方向に下げてくるかに注意。
□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□
トリビューン紙が、
S&Pが一週間以内にフランス国債の格付け見通しをネガティブに引き下げる可能性があると報じた。
また、フィッチも米国の格下げの可能性を示唆。
本日はユーロ圏財務省会合が開かれる。
内容は
・欧州金融安定基金(EFSF)が債券の発行
・流通両市場で介入するルール
・政府への予防的信用枠策定や融資能力拡大に関するルール
・投資・資金調達の戦略
これらの承認が目的であるが、
ドイツの国債入札の札割れ、フランス国債格下げの可能性が報じられる中、
果たしてどこまでの効果があるのかは疑問である。
昨日は大きく窓を空けて上昇したが、
ラガルドIMF専務理事による
「IMFはイタリアやスペインからユーロ圏債務危機の深刻化を回避するためのいかなる金融支援要請も受けていない」
との発言により、再度ユーロが売られる展開。
買い材料
・スイス国立銀行によるユーロ買い・スイスフラン売り介入
・ギリシャ第2次金融支援の実施
・欧州大手銀行の資本増強
・日銀によるEFSF債追加購入
売り材料
・ギリシャ、イタリアにおける緊縮財政計画への懸念
・ギリシャにおける債務再編・債務不履行懸念
・トリシェECB総裁、各国財務相のEUやギリシャについての先行き懸念発言
・イタリア、スペイン等、EU圏における緊縮財政措置
・EU各国の国債利回り上昇
・EU各国の国債格下げ
□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□*■*□
【11月29日 火曜日の経済指標】
08:30 日) 10月 失業率
08:50 日) 10月 小売業販売額
16:00 英) 11月 ネーションワイド住宅価格
18:30 英) 10月 消費者信用残高
18:30 英) 10月 マネーサプライ
19:00 欧) 11月 消費者信頼感
23:00 米) 9月 ケース・シラー米住宅価格指数
24:00 米) 11月 消費者信頼感指数
24:00 米) 9月 住宅価格指数
24:00 米) 7-9月期 四半期住宅価格指数
本日の要人発言他:
・ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
・イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)副議長が講演予定
*★*――――*★**★*――――*★**★*――――*★**★*――――*★*
初心者の方は、1時間足MACDルール成立後も、
15分足でMACDルールが成立するまでトレードしないほうが無難です。
(水色のラインの方向の一致)
【MACDルール】
http://fxsuke.blog97.fc2.com/blog-entry-138.html
文中に登場する「勢い」という概念をコチラのレポート内で詳しく説明してあります。
【ボリンジャーバンド ここまでできる!徹底トレード】
http://fxkabu36.blog94.fc2.com/blog-entry-1018.html
ボリンジャーバンドを使ったエントリーポイントや利の伸ばし方もわかりやすく書いてありますよ(^^)
応援クリックよろしくお願いします^^♪

-----
当スクールの目的はあなたの「器」を大きくすることです
この記事へのいいね1件
無記名のいいね:
0件
number3