MACDルールで見る本日のテクニカル分析【12月2日(金)】
2011年12月02日
※MACDの設定ですが、本来のMACDルールのものに戻しました。
【12月2日(金)のテクニカル分析】
おはようございます(^^)
本日のユロドルの流れです。
ユロドル 4時間足

MACDルールは下げ方向で成立しているが、
短期的に高値を更新し、安値も切り上げてきた。
だが相場に「勢い」はなく、
短期のストキャス(黄緑)が反転下落の気配を示している。
短期MA(黄緑)が下げてくれば、方向と心理の一致と日足MA(赤)の重しにより
比較的大きな戻しになる可能性がある。
前回の高値(青ライン)を越えてくるまでは
下げでMACDルールが成立している日足の単なる戻しの可能性も捨てきれない。
1時間足

MACDルールは成立していない。
安値を切り下げ、高値を更新するという方向感のない相場であり、
短期的なダウを見ると、高値を切り下げてきている。
現在短期ストキャス(黄緑)が反転上昇の気配を示しているが、
短期MA(黄緑)とともに上を向けば、高値切り下げ後の安値の切り上げという
さらに方向感のない相場へと移行していく。
また、現在レートは下げている日足MA(水色)と上げている4時間MA(赤)に挟まれており、
これも方向感をなくす一因となっている。
本日の雇用統計後の動きが方向を形作ってくれることを期待したい。
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本日は雇用統計の発表を控えて、動意に乏しい展開が予想される。
昨日の欧州時間に、スペインやフランスの国債入札を無事通過したことが明らかとなった。
また、11月米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景気指数が予想を上回った。
これらの出来事がユーロやドルを買い支え、逆に円には重しとなる展開。
ただ、「世界経済の見通しはダウンサイドリスクが増している」と伝わったことで
リスク回避的な円買いも見られ、さらには本日の雇用統計ということもあり、
全体的に方向感のない相場となった。
買い材料
・スイス国立銀行によるユーロ買い・スイスフラン売り介入
・ギリシャ第2次金融支援の実施
・欧州大手銀行の資本増強
・日銀によるEFSF債追加購入
売り材料
・ギリシャ、イタリアにおける緊縮財政計画への懸念
・ギリシャにおける債務再編・債務不履行懸念
・トリシェECB総裁、各国財務相のEUやギリシャについての先行き懸念発言
・イタリア、スペイン等、EU圏における緊縮財政措置
・EU各国の国債利回り上昇
・EU各国の国債格下げ
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【12月2日 金曜日の経済指標】
17:15 スイス) 10月 実質小売売上高
19:00 欧) 10月 卸売物価指数
22:30 米) 11月 非農業部門雇用者数変化
22:30 米) 11月 失業率
本日の要人発言他:
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初心者の方は、1時間足MACDルール成立後も、
15分足でMACDルールが成立するまでトレードしないほうが無難です。
(水色のラインの方向の一致)
【MACDルール】
http://fxsuke.blog97.fc2.com/blog-entry-138.html
文中に登場する「勢い」という概念をコチラのレポート内で詳しく説明してあります。
【ボリンジャーバンド ここまでできる!徹底トレード】
http://fxkabu36.blog94.fc2.com/blog-entry-1018.html
ボリンジャーバンドを使ったエントリーポイントや利の伸ばし方もわかりやすく書いてありますよ(^^)
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ABK