力のバランスを表す指標RSI その(1) ~今相場はどちらに強い?~ 【FX テクニカル分析入門】
2011年01月04日
今回は、トレーダーに非常に人気の高いオシレーターである
「RSI」について書いていきます。
RSIは、私も非常に好きなインディケーターであり
さまざまな用途で利用できますので
ぜひマスターしてくださいね(^^)
【RSI】

RSI(Relative strength index)は相対力指数と言われるもので
一定期間の値動きの幅から
相場の買われすぎや売られすぎを知ったり(逆張り指標)
相場の変動の勢い(モメンタム)を知ったりすることに利用します。
・・・が、
私の考えでは
買われすぎや売られすぎは、ある一定の条件がそろっていなければ利用しません。
そこらへんは難しいお話になりますので、また後ほど(^^)
ただ1つ注意点として、
単純にRSIや、他のオシレーターを
「逆張り指標」だと紹介しているサイトやブログは信用してはいけませんよ。
ではRSIの計算式です。
RSIの算出方法
RSI=100-(100/(1+RS))
RS=上昇幅のn日平均/下落幅のn日平均
この計算式からわかることは
RSIは過去n日間の値幅のうちの「上昇分」の「割合」を表しているということです。
一般的にnには9や14がよく利用されますが
仮に9だとすると
9日間上昇を続ける、つまりすべて陽線だとするとRSIは100に
9日間すべて下落、つまりすべて陰線だとするとRSIは0となります。
つまり上昇エネルギー(モメンタム)が強いほどRSIの数値は100に近づき
上昇エネルギーが弱い、つまり下げ相場ではRSIの数値は0に近づきます。
また、これは私の好きな利用方法なのですが、
RSIが50以上の場合は上昇傾向のエネルギー(モメンタム)
RSIが50以下の場合は下落傾向のエネルギー(モメンタム)
というようにみなすこともできます。
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当スクールの目的はあなたの「器」を大きくすることです
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