今一度、「注文の集中」を考え直す
2018年11月26日
チャートの見方がわからないわけではないけど、納得して勝ちきることができない。
ちゃんと取れることもあるけど、取りこぼすことも多い。
トレードの像を、明確に自分の中に描くことができない
こういう悩みを抱えているトレーダーは少なくないと思います。
かくいう僕もそうです。
個人的な話ですが、今月はとてもチャートが難しく思え、そして成績も悪いです。
いかに自分がトレードをわかっていなかったか、ということを思い知らされています。
アウトプットが大事ということはわかっていますが、先週あたりはろくにそれをせず、考え事の時間にあてていた次第です。
しかし、
ピンチはチャンスなんて言葉がありますが、トレードが上手な人と自分を比べる中で、大きな違いを見つけられました。
落ち込んで引きこもった甲斐があるというものです。笑
その違いとは、一言で言えば「注文の集中」の掴み方です。
注文の集中ってなんだろう?
それを考えることは、テクニカル分析ってなんだろう?と考えることに似ているかもしれません。
そのあたりに、トレード上手な人と、僕のようなトレード下手な人を分ける違いを、見つけ出せる気がします。
「ダウ理論を考えて、グランビルの法則を考えて、水平ラインを引いてサポートや抵抗を見てリスクを考えて、トレンドラインを引いてトレンド方向を確認して・・・
ほとんどのトレーダーさんって、こういうことをやってません?
もう一度言いますね。
違うんだな・・・
そんなことやってたらトレードは難しくなるばかりです。
(中略)
テクニカル分析の目的は、たった1つ。
注文の集中を考えることです。」
(先生のブログ「テクニカル分析とはいったい何のために行うのか?」から引用)
トレード下手な人って、まさにこういうことをしているのではないかと思います。
僕がいうんだから間違いありません。笑
少々乱暴な言い方かもしれませんが、、
例えば、先生がほぼ毎朝上げられている環境認識。
それそのものを参考にされている方は多いと思います。
環境認識の仕方やラインの引き方として参考にされている方も多いと思います。
それに異論はありません。
環境認識をすることも、とても大事だと思います。
しかし、それがテクニカル分析だと思ってしまうと、上にある通り、自分でトレードを難しくしてしまう落とし穴に落ちる危険がある気がします。
トレードが戦いなら、環境認識は鎧を着ることに似ている気がします。
それをしておけば、バッサリやられることは避けられそうです。
でも武器を持たないと、結果を残して改善していくこともできない思います。
その武器に当たるのが、注文の集中を考える力だと思います。
トレード上手な人は、その武器を持っています。
じゃぁ自分も注文の集中を考えられるようになりたい、となるわけですが、注文の集中ってなんでしょうか?
その言葉だけを考えていても、手がかりなしには答えられません。
僕はそれを、優位性の集中、と言い換えてみることにしました。
根拠の集中、と言ってみても良いかもしれません。
チャート上で優位性を示すものはいくつかあると思いますが、僕が知っているものは、
・節目
・移動平均線
・ダウ
だけと言って良いです。
3つしかありませんが、これらの優位性が重なるところ、根拠が積み上げられたところ、動くべくして動くのがわかるところ、それは「注文の集中」と言えるのではないでしょうか?
では、この3つが持つ優位性について、自分はどれくらい理解しているか?と考えた時に、ようやく自分が下手のままでいる理由がわかりました。
つまり、わかったつもりなだけで、理解が足りていないんです。
テキストや、無料講座の「移動平均線を理解するだけでFXトレードが簡単になる!」
を読み返すと、移動平均線一つをとっても、使えるところまで理解が足りていないと言うことに気づきます。
優位性を使えるレベルまで理解し、それがチャート上でどのように表れているか、上位足ではどのように見えるかを読み解くこと。
この視点を鍛えることが、トレード上手への道なんじゃないかと今は考えています。
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