取引証拠金はFXで通貨の売買をするために、必要になる最低の証拠金のことです。いわゆる担保のような
役割をもっています。FXブロードネットの取引証拠金を求める式は以下となります。
取引証拠金=値洗いレート×取引数量÷レバレッジ
ロスカットについてですが、強制ロスカットを執行する基準には、取引証拠金が用いられます。今回の
例ですと、ブロード20ライトコースは有効証拠金が取引証拠金の8%になると、強制ロスカットが執行
されます。ブロード25ライトコースでは取引証拠金の20%になると、強制ロスカットが執行されます。
ロスカットは上で説明したものだけでなく、日々の判定で基準を満たしていないと執行されるものも
あります。その基準は先ほどのものと違っていて、ブロード20ライトコースは有効証拠金が取引証拠金の
80%、ブロード25ライトコースでは取引証拠金の100%です。ただし、ロスカットが執行されるのは
判定値を下回ったときではなくて、判定で下回っていたのが確認された後、期限までに解消できていない
ときです。つまり、期限までに証拠金を追加するか、ポジションの一部、または全部を決済することで、
判定値を上回れば、ロスカットは執行されません。コースの違いでどちらがロスカットされにくいかと
いうと、レートの急変動には多少、ブロード20ライトコースの方が強いですが、日々の判定では
同じぐらいです。