レバレッジコースで使っているレバレッジは、証拠金に対して何倍までの取引ができるという倍率を
表しているだけで、実際の倍率は実効レバレッジの方で表します。実効レバレッジを決定しているのは、
取引数量を調整している顧客側です。実効レバレッジの計算式は以下です。
実効レバレッジ=レート×取引数量÷有効証拠金
この式から、実効レバレッジを上げたい場合には、取引数量を上げれば実現できることが分かります。
取引数量を上げすぎると、ロスカットまでの余裕がなくなってしまうので、必要証拠金がどれだけ
必要になるかを把握しながら取引して下さい。レバレッジコースで選んだ倍率によって、必要証拠金の
額が決まっています。必要証拠金の式を以下に示します。
ポジション必要証拠金=レート×取引数量÷レバレッジ
この式からレバレッジが大きくなるほど、必要証拠金は小さくなります。必要証拠金が小さくなると、
同じ証拠金でもロスカットまでの余裕は大きくなるので、資金効率を上げることができます。しかし、
国内の口座ではレバレッジの範囲が狭いので、レバレッジを上げるメリットがあまり得られません。