ロスカット値30%というのは、相場の急な変動により一気に証拠金維持率が30%まで達したときに、
強制ロスカットされるというもので、通常は100%を割れば追加証拠金が必要になります。追加証拠金が
必要となっているときに入金がなければ、翌日には強制ロスカットになります。ここでは、ロスカット値
30%まで一気にいったと仮定して計算します。豪ドル円が80円のときに、レバレッジ2倍で1000通貨を
買ったときに必要な証拠金は4万円です。このときに、ロスカット30%までの値幅を求めると以下のように
なります。
値幅=(100000-(40000×0.3))÷1000=88
ロスカットされるまでの値幅は88円で、買ったときのレートが80円なのでロスカットされる心配はない
ということになります。