まず、FX会社によって、必要証拠金を算出する際のレバレッジの扱いが異なっているということがあります。

レバレッジの扱いは、大きく分けて2種類のタイプがあります。取引前にレバレッジコースを指定しなければ

いけないところと、レバレッジの指定がないところです。レバレッジの指定のないところでは、レバレッジは

25倍で必要証拠金を算出しています。このことを踏まえて、レバレッジコースを10倍と25倍で、一万通貨を

取引するときの必要証拠金を計算すると、以下になります。ドル円が103円だったとします。

レバレッジ10倍　ポジション必要証拠金＝レート×取引数量÷レバレッジ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　＝103×10000÷10＝103000

レバレッジ25倍　ポジション必要証拠金＝103×10000÷25＝41200

以上のことから、証拠金10万円でレバレッジコースを10倍に指定した場合は、1万通貨の取引はできないが、

レバレッジコースを25倍にすれば、1万通貨を取引できるということになります。