FXにおける約定力とは、顧客が希望したレート付近で約定する度合いを力量で表します。高ければ、希望の
レートかその付近になり、低ければ約定しないか、誤差が大きくなったりします。デイトレードや
スキャルピングをする人にとっては、スプレッドよりも約定力の方が重要となる場面もあります。
例えば、スプレッドが0.3銭でも売買の際に往復で1銭スベっていた場合、取引コストは1.3銭となります。
スプレッドが狭い業者を選んだと思っても、実はスプレッドの広い業者よりも取引コストが高くなっていた
ということはよくあります。約定力を重視する場合には、NDD方式を採用している業者を選択することで、
信頼性の高い取引もできますが、スプレッドが広いことや、手数料が掛かる場合もあるのでトレードスタイル
に合わせて選ぶ必要があります。