覆面介入とは外国為替市場で通貨当局（日本では日本銀行）が秘密裏に為替介入を実施することを

言います。覆面介入は隠密介入ということもあります。介入する際には市場参加者に知られないために、

為替ブローカーを通さずに直接、外国為替銀行と取引を行います。2003年の円高時に大規模な介入を

断続的に覆面介入したときには、国内外から批判を浴びました。介入の事実を知るには、財務相が発表

する月末及び四半期ごとの「外国為替平衡操作の実施状況」を確認できます。