NDD(ノーディーリングデスク)方式のFX会社はインターバンクに直結した取引をしているので、
FX会社は手数料でしか儲けていないことから、ご質問には該当していないと思います。相対取引の
FX会社で全ての取引で、顧客の損益をFX会社で賄っているかといえば、そうではありません。
基本的にはカバー先と呼ばれている金融機関で顧客と同じ注文をしています。他にもマリー取引
といって、顧客同士の売買をぶつけたりしています。これは、顧客とFX会社が1対1で取引きすると、
経営が行き詰まる可能性があるからです。では何故スイスフランショックのときに、経営破綻した
FX会社があったのかですが、全てをカバーしているわけではないからだと思います。本来は大暴落が
あっても、それを見越した運営をしなければなりませんが、出来ていなかったということになるでしょうか。