FXは日本株のように同じレートを見ていないというのが前提にあります。それは、FX会社は
インターバンクから提示されたレートに対してスプレッドを調整し、顧客に提示しています。
このとき、手数料無料の会社の多くは、相対取引といって顧客から受けた注文はインターバンク
に通さず、保証金を信託している会社で引き受けます。これにより、手数料のコスト分を浮かしています。
また、マリー取引といって、顧客の売りと買いをぶつけることでカバーをしない方法もあります。この場合、
スプレッド分が全てFX会社の儲けになります。このように相対取引ではFX会社がレートを決めているので
不透明感があります。それを嫌う人は手数料を払ってもいいから、より正確なレートで取引したいと考えて
います。これが、手数料が高いFX会社が存続できる理由と思います。