ロスカットと維持率がよく分からない | 「必要証拠金」に関するQ&A :【公式】維新の介 校長の「失敗しないFX lifeschool」

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ロスカットと維持率がよく分からない

FXを始めようと思っています。 例えば、証拠金10万円でドルをレバレッジ10倍で買った場合、

1万円で10万円分を購入する。そうすると残り9万円 。10万ドルを保証金10万円レバレッジ10倍

で購入すると100万円分を購入する。そうすると残り0円。 ここでロストカットですが、維持率が

最初に挙げた方と後の方ではどちらが有効的にレバレッジをつかっていて、ロストカットされにくい

のか分かりません。 維持率は何に対しての維持率なのかわかりません。  よろしくお願いします。

まずレバレッジですが、取引きする数量にレバレッジが掛かるわけではありません。レバレッジは

証拠金に掛かるものです。10万円の証拠金でレバレッジ10倍を効かせて、100万円の取引ができます。

ただし、気を付けないといけないのが、実際にそのような取引をした場合、損失が少しでも出たら、

証拠金不足になってしまいます。このようなことを避けるために、レバレッジと必要証拠金の関係を理解

しておくことです。必要証拠金を求める式を以下に示します。

ポジション必要証拠金=レート×取引数量÷レバレッジ(円)

例えば、1ドル100円のときに、レバレッジ10倍で1万通貨を取引きした時の必要証拠金は10万円と

なります。この場合、有効証拠金と必要証拠金が同額となってしまうので、証拠金維持率は100%に

なります。証拠金維持率を求める式は以下となります。

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100(%)

証拠金維持率を求める式は必要証拠金に対して、どのくらいの割合になっているのかを求めるものです。

証拠金維持率が100%になると、追証やロスカットになる場合があるので、それより大きな証拠金にする

必要があります。ロスカットされにくくするためには、レバレッジを10倍ではなく、25倍にした方が

いいです。そうすれば、必要証拠金は4万円になるので、証拠金が10万円でも、余剰証拠金が6万円に

なります。



当スクールの目的はあなたの「器」を大きくすることです