FXの取引をするとき、必要証拠金というものが必要になります。これは取引するための担保のような
役割をもっています。
ポジション必要証拠金=レート×取引数量÷レバレッジ
レバレッジですが、ほとんどの会社では選択しなくても、最大の25倍に設定されています。
マネーパートナーズもレバレッジは25倍のようです。1ドルが100円のとき、100通貨を取引する場合の
必要証拠金は400円となります。次にロスカットと追証まで余裕を確認するために、それぞれが
証拠金維持率何%で発生するかを調べたところ、ロスカットは40%、追証は100%でした。
通常の相場では、追証の方が早いタイミングで訪れることが分かるので、今回は追証までのマージンに
ついて考えてみたいと思います。証拠金維持率100%というのは、有効証拠金と必要証拠金が同じ額に
なることなので、有効証拠金が400円になる前に何らかの回避をしなければなりません。取引する際には
余裕の資金が必要なので、例えば、10回連続で負けたとしても大丈夫なように見積もると以下のように
なります。
1回の損失30pips=30円
10回の損失30pips=300円
証拠金=必要証拠金+余剰証拠金
=400円 + 300円 =700円
以上のことから、100通貨を取引するとき、10回連続で30pipsの損失を出しても大丈夫な証拠金は
700円以上となります。ただし、余裕はいくらあっても問題ないので、ギリギリの取引は避けましょう。